書道も教えられる保育士 2017.02.27
時々、稽古日でない日に、間違えて来られる生徒さんがいます。
先日は時間が許したので、臨時に稽古を始めました。
マンツーマンだったので、余裕があり、将来なりたい人の話になりました。
その小学生の生徒さんの夢は保育士で、
できれば書道の先生にもなりたいそうです。
私は、英語も勉強して、英語が話せて、書道も教えられる、
保育士さんになるといい、と答えました。
外人の子供に英語で書道を教えられたら、楽しそうだからです。
手書きの文字に、書き手の人となりが現れるのであれば、
このお子さんの将来の字はどうなるのか。
堂々とした字、品のある字、清らかな字、やさしさ溢れる字、
同じ手本を見ているのに、なぜ、人はそれぞれ異なる字を書きあげるのか。
きれいな字を目指して始めたのですが、もっと深いものが書道にはあります。
このお子さんが、書道を続けながら、夢が叶い、
自分の力で幸せを掴むことを祈ります。