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未来設計フリースクール(諏訪市 学習塾 個別授業 進学教室)

長野県の高校入試を終えて 2015.03.12

長野県の高校入試を終えて

長野県の高校入試は、前期選抜と後期選抜の2回ある。
とは言え、2度チャンスがあるとは言い難い。
それは前期選抜は職業科が中心で、
普通科のほとんどは、後期選抜のみである。
その後期選抜が昨日3.11に実施された。

塾生の数人が受験を終えてから教室に来て自己採点をしていたが、
私は出された問題の内容を知って、正直、複雑な気持ちになった。

本年の中3塾生は真面目な生徒がほとんどで、
型にはまったオーソドックスな問題、
オーソドックスな知識を問う問題には強いが、
そこから外れて、資料を読んで答えたり、応用問題には弱い。

近年の長野県の入試は難しくなった。
一昔前の、真面目に勉強しているだけで、
誰でも80点を取れる問題は皆無だ。
今年の入試で、真面目な生徒が点数をとれるのは理科だけかも知れない。

一つの例を社会科の入試問題からあげると、
上野動物園に初めてパンダがおくられた年と、他の三つ、
ベルリンの壁が壊された年などを古い順に並び替える問題など必要?
パンダのおくられた年を知っていて、それがどうした?
こんな馬鹿げた問題は要らない!

人を馬鹿にした問題はさておき、
京都のまちづくりや、琵琶湖の水質保全や、ケニアからの日本へのバラの輸出…
これらについての資料を読んで答える問題は、
普段、まったく学校で学習していないのだから、
頭の柔らかい生徒には何ともないだろうが、
真面目一方で暗記中心に教科書を学習してきた生徒には厳しい。

「公債金」と「国債費」についての記述問題があったが、
そんな知識は、中学生はもとより大人だって怪しい。
他にも「期間雇用者」と書かせる問題や、
「ワーク・ライフ・バランス」と書かせる問題も。
こんなの書ける中学生なんてほとんど居ないよ。
学校でもやらない。塾でもやらない。

義務教育を締めくくる高校入試。
真面目な生徒が勝てる問題内容にするべきだ。
真面目な努力が実る試験であるべきだ。

なぜならば、
高校からは、また別内容が待っているのだから。
中学の学習内容が、そのまま継続されるのは英語ぐらいなのだから。

合格発表は3月20日。
最近は毎年のように、この時期は胃が痛い。

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店舗情報

店名
未来設計フリースクール(諏訪市 学習塾 個別授業 進学教室)
住所
〒392-0016
長野県諏訪市豊田小川1584-2
営業時間
【通常授業】16:50~22:00くらいです。
※ 長期休暇中や、年度により異なりますので、お問い合わせください。

《 伊那教室のご案内 》
〒399-4501
長野県伊那市西箕輪大萱3900-832
※新入塾の募集・体験授業に関しては、電話で直接お問い合わせ下さい。

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