建国記念の日の諏訪湖より 2016.02.13
「建国記念の日」に諏訪湖を散歩した。
溶けた氷が、さざ波に乗って岸に打ちあげられていた。
諏訪湖の氷には想い出が多い。
子どもの頃に、4月でも岸辺には厚い氷がはっていた。
乗って遊んでいたら、いきなり氷が割れて脚が水中に。
間一髪、危ういところを友達が岸に引きずりあげてくれた。
諏訪湖には温泉が流れ込むので、氷は厚いところばかりではない。
昔、真冬に運悪く割れた氷から湖の中に落ちた高校生がいた。
そして割れた氷は、フタの役目をしてしまう。
彼が発見されたのは、氷が溶けた春になってからだった。
自然は美しい存在でもあり、怖い存在でもある。
それでも毎年、必ず春はやってくる。諏訪湖にも天竜川にも。
冬来たりなば、春遠からじ。
受験生諸君は、強い克己心をもって入試に臨んで下さい!
当日の試験終了まで、決して油断などしてはならない。